4号機パチスロ機械割ランキング

パチスロ

2018年現在、もはや知らない人も多くなった4号機以前のパチスロ機種の中には、さまざまな意味で突拍子のないものがたくさんありました。『クランキーコンドル』『ハナビ』など単純に負けにくい機種はもちろんですが、1フラグで5,000枚など大勝が狙える機種の中にも規格外としか言えないようなものがあったわけです。

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さまざまなゲーム性が混在した4号機以前のパチスロ機

2018年現在ホールで稼働している5号機に関しても、さまざまなゲーム性の機種があります。ボーナスタイプ、RTタイプ、ARTタイプ、ATタイプという感じでグループ分けできますが、同じグループの中でもそれぞれ異なる特徴で出玉曲線を描く特性、いわゆるゲーム性があります。プレイヤーはそれぞれ好み、もしくは期待に応じてゲーム性を選択するわけですが、いかなる基準で機種選択をする場合でも一つの基準となり得るものが「機械割(ペイアウト)」です。

機械割とは払い出し比率のことで、投入したコイン枚数に対して何枚のコインが払い出されるのかを表しています。例えば3枚掛けで100ゲーム消化する場合に必要なコインの枚数は300枚ですが、これに対して300枚のコインが払い出されていた場合はプラマイゼロとなるので機械割100%です。短期には大きく増減する可能性がある機械割も、設計上払い出される仕組みになっているメーカー発表機械割が勝ちやすさ、大勝のしやすさを表す指標になっています。

今なおファンが多い北斗の拳シリーズ、その人気を不動のものにした4号機初代『パチスロ北斗の拳』(サミー)でいうと設定6の機械割は119.7%です。これは名目上5号機最高の機械割を誇った『スパイダーマン3』(サミー)の119.99%よりも低い数値です。しかし、実際にどちらが勝ちやすかったのか、より大きく勝てたのかという点で比較した場合には必ずしもスパイダーマン3に軍配が上がるとは限りません。これにはさまざまな要因が関係しているのですが、基本的には機械割が高い機種ほど積極的に狙う価値があることは確かです。では、4号機史上特に高い機械割を誇った機種をランキング形式で紹介します。

4号機パチスロ 機械割が高いランキング

では、早速4号機の歴代機械割ランキングを見ていきましょう。当然ながら設定6の機械割を採用しています。5号機、特に5.5号機以降しか知らないスロッターにとっては、正に垂涎ものの機種たちです。

第1位  神輿/テクノコーシン  261.6%

表の世界で歴代ナンバーワンの出玉性能を持つ機種といえば第4位で紹介する初代ミリオンゴッドですが、それが可愛く見えてしまうほど強烈な出玉性能を持った裏番的存在がこの『神輿(みこし)』です。

2002年、テクノコーシン(現ラスタ―)から発売された神輿の代名詞といえば「ミリオンチャンス」。液晶上に「本日お祭り中」と表示され、“あらかじめ設定された規定枚数払い出しまでATが継続”する仕組みですが、問題はその規定枚数です。ミリオンチャンスを発動させるかどうかもホールが任意で設定できるのですが、25,000枚もしくは50,000枚を払い出すまでATが終了しません。

少ない方の25,000枚でも等価換算で50万円、50,000枚なら100万円が確定するこの機能はメーカーが仕込んだお祭り用仕込み機能であり、基本的にはカタログ上で確認できるだけでした。都市伝説と言っても良いレベルでしたが、実際にこれを使った店舗があると言われているから驚きです。

300~900ゲーム消化することでミリオンチャンスが発動するのですが、皆これに期待をしながら900ゲーム打つのでホール側は絶好の客寄せパンダと思っていたのではないでしょうか。1台設置でも平均3万円使うとして月に90万円ですから、2か月に1回程度ミリオンチャンスを仕込んでも十分に元が取れます。

第2位  コンチ4X/アルゼ  169.0%

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1990年、みずほ製作所(現ミズホ)からリリースされた名機『コンチネンタル』(3号機)に始まり、『コンチネンタル2』『コンチネンタル3』と続いた後継機として登場したものの、これ以前のコンチネンタルシリーズとはまったくの別物でした。というのも、これ以前のシリーズはすべて3号機、ボーナスのみもしくは集中を利用して出玉を獲得するものでしたが、4号機コンチ4XはAT機です。この機種がホールに登場した2001年ころはAT全盛期、爆裂AT機の代表ともいえる『獣王』に遅れてリリースされたこともあってか、二番煎じ的なイメージがありましたが、そのシステムは画期的なものでしたし、設定6ならば「2万枚出て当然!」といわれるほどの爆裂AT機です。

通常時、1/79.5(全設定共通)という高確率で成立するREG(レギュラーボーナス)は、通常時12択の押し順に正解しなければ入賞せずフラグ自体が消滅してしまいます。「今、REGが成立しています!」という告知自体は完全先告知で出ますが、いかんせん押し順12択がネックとなって中々揃いません。しかし、ひとたびATに突入すれば消化中に成立したREGの押し順を完全にナビしてくれるため完全奪取が可能となります。AT自体の純増枚数は10枚/Gと非常に多く、最大100G継続するATが高確率で連チャンした際にもりもりと出玉が増えていく様は圧巻の一言に尽きます。

第3位  サラリーマン金太郎/ロデオ  159.2%

©RODEO/Sammy

「時速5,000枚の出玉スピード」

「目押し要らずで史上最速の出玉スピードを実現」

いずれもメーカー公言でしたが、その射幸性の高さからほどなく検定取り消しとなりました。

5号機になっても後継シリーズがいくつか登場したので知っている人も多いでしょうが、大量獲得AT機といえばこの機種の名前が挙がるほど有名です。何がそれほど知名度を高める要因になったのかというと、ずばり「時速5,000枚」というメーカー公認の触れ込みでしょう。

この頃、他に時速5,000枚が実現可能な機種がなかったわけではありません。それこそミリオンゴッドはわずか500Gほどで5,000枚に達しますから、それと同程度の出玉性能ということです。しかし、ミリオンゴッドはPGG(プレミアムゴッドゲーム:GOD揃い)1回につき500GのATのみ確定し、基本的にNGGを除いた上乗せはあまり期待できません。あくまでもGODを引けば5,000枚がほぼ確定するという最強フラグを搭載しているというだけですが、サラ金(サラリーマン金太郎)は終日その出玉性能がいかんなく発揮され続ける可能性にも十分期待できました。時速は5,000枚かもしれませんが、終日打って5万枚という状況も実際に起こっています。

第4位  ミリオンゴッド/ミズホ  159.0%

2019年現在ホールを席巻しているパチスロ機種といえばGOD。ミリオンゴッドシリーズこそパチスロの何たるかとまではいかないまでも、パチスロを単純にギャンブルと捉え、「最もギャンブル性が高い機種は?」と聞かれればほとんどの人が「GODシリーズ!」と応えるであろうくらいの地位は確立しています。

この伝説の幕開けとなった初代ミリオンゴッドがホールに登場したのは2002年。この頃ホールには『神輿』『アラジンA』『ビッグシオ-30』『サラ金』『猛獣王』などが設置されていて、正に鉄火場状態でした。何もしなくともAT時代は終焉を迎えることになったでしょうが、そのきっかけを早めた存在が初代ミリオンゴッドです。

1/8192で成立するPGG(プレミアムゴッドゲーム)、いついかなる時でも画面がブラックアウトすれば訪れる歓喜の瞬間。「左を止めてください」、この表示に恋い焦がれ、身を焦がすほど待ち望んだスロッターは後を絶ちません。たった1度のレバーオン、その瞬間に1/8192を引き当てれば5,000枚がほぼ確定するほど強力なフラグは後にも先にもこれだけといって良いでしょう。

「万枚? は? 5万枚でしょ?」

今聞けば何を夢物語を語っているのかといわれるでしょう。寝言とは寝て言えと言われてしまうでしょう。ただ、この頃は実際に起こり得る状況でしたし、それが連日起こるのですから仕方がありません。

第5位  ギャンブルコンボ2/アルゼ  158.5%

©ARUZE

「ボーナスは成立ゲームのみ有効」

「確変機能搭載! ギャンブルタイムに突入で次回ボーナスまで持ちコインを減らさず遊技できる」

5号機で言う所の無限ARTもしくはRTに近いイメージだが、基本となるゲーム性はトマトチャンス方式の『リノ』(山佐)。

2001年に登場したこの機種、最大の特徴は設定1でも合算1/73という超高確率でボーナスが成立することです。ボーナス確率は設定により段階的に差が設けられていて、設定6では1/47でボーナスが成立します。BR比率は設定1で1:1ですが、設定が良くなるにつれてREG偏向型になります。設定6のBR比率は1:1.5とREGが多くなりますが、そもそもBIG確率自体が1/119(REG確率1/79)と非常に高いです。

この台の特徴であるRTシステム「GT」(ギャンブルシステム)は次回BIG成立まで継続し、途中のREGでは終了しません。いかにGTに突入させられるかどうか、またこの間にいかに多くのREGを成立させられるかどうかが勝負のカギを握っています。

設定1~3まではBIG後のGT突入率1/2なのに対し、設定4は1/1.818、設定5は1/1.667、設定6は1/1.250という具合で段階的な差があり、特に6はBIG後ほぼ突入する仕様になっているのでずっと出玉が増え続けていくイメージです。

機械割が高いパチスロ=勝ちやすい機種ではない

2018年現在の5号機でいうところの『クランキーセレブレーション』(アクロス)や『ディスクアップ』(サミー)のように、設定1でも機械割が100%を超える機種がちらほらあります。最も設定が低い1でも理論上のペイアウトが100%を超えるということは、単純に「負けない機種」と言っても良いでしょう。ただし、これはあくまでも仕様上のペイアウト率であり、打つたび100%を超えるということではありません。短期的な視点で見た場合には機械割が200%を超えることもありますし、90%を下回ることもあります。設定6に限定する場合、基本的には機械割が高い機種ほど勝ちやすいと考えても良いでしょうが、機械割の高さと勝率はイコールでは結び付かないことを覚えておきましょう。

いわゆる「波が荒い」と表現されるゲーム性のパチスロ機種、たとえば初代『ミリオンゴッド』を例に挙げると、機械割にはPGGによる払い出しも含まれます。そもそもこの時代は検定自体がザルで、機械割含め公表値と実測値が大きく違うことも珍しくはなかったのですが、一切PGGを引けない状態では機械割が大幅に下がってしまいます。5号機でいえばATまたはARTによる一撃大量出玉獲得のトリガーであるフリーズなどに大きく割を持っていかれている可能性も考慮しましょう。

6号機に期待!4号機時代の活気をもう一度取り戻せ!

懐古趣味的な意見ではありませんが、この頃は超ハイリスクハイリターンが当たり前の状態でした。ホールは連日イベントを開催し、設定をあからさまに示唆することも珍しくありませんでした。現在は規制によってこういった販促活動を行えなくなっていますが、ホールによっては毎日初代北斗の設定6を打てるような状況が実際に合ったわけです。そして、そういう状況に併せてリスクとリターンのバランスを配分した機種がメーカーからリリースされ、各地でホールが賑わっていました。

今後、パチスロ業界は6号機へ移行することが決定していて、5号機移行当初のローリスクローリターンというコンセプトからは大きく変わり、ハイリスクローリターンの危機的状況の打開が期待されています。特に「純増枚数制限の緩和」によって実現するといわれている高純増AT機の復活は、2018年9月時点で大都技研からリリースされる見込みの『HEY!鏡』の純増5枚ATで現実のものとなりました。今後もさまざまなゲーム性が開発されることでしょうが、兎にも角にも業界の盛り上がりを切に願うばかりです。

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