4号機 初代「北斗の拳」……正直ほとんど打たなかったなぁ

パチスロ

今やパチスロ業界における一大ブランドになっている北斗の拳。きっかけは初代がパチスロ史に残る大ヒットを飛ばしたことに端を発します。5号機以降は特出した結果は出ていませんが、それでもなお「新しい北斗が出る」という噂が流れれば業界全体がどよめく位の影響力は残しています。

スポンサーリンク

初代北斗が怪物といわれる理由

初代北斗にはたくさんの魅力がありましたが、その中でも伝説といわれるまでに至った理由には次のようなものがあります。

販売台数が桁違い

累計販売台数62万台。歴代パチスロ販売台数ラインキング堂々の第1位に君臨する初代北斗。2位の「北斗の拳SE」が34万台と半分程度ということからも爆発的な大ヒットだったことが分かります。

平成28年(2016年)12月31日時点における全国のパチスロ設置台数は約170万台なので、実に1/3が初代北斗という状況……誰もが知る有名漫画とのタイアップであること、AT機撤去から次世代機搭乗までの谷間にリリースされたことなどさまざまな要因が考えられますが、この記録は今後塗り替えられることはないだろうといわれるほど圧倒的なものです。

パチスロ歴代販売台数ランキング

ゲーム性が革新的

4号機パチスロ機にはAタイプ、Bタイプ、Cタイプという3種類があり、初代北斗はCタイプに該当します。Cタイプとは、BIGボーナスを搭載せずSINボーナス、REGボーナスや子役のみで出玉を増やす方式のことをいい、「集中」ともいわれます。代表的な機種には北斗の拳以外にも「スーパービンゴ」「ミリオンゴッド」などがあります。

要するにAT機の一部がCタイプに該当するため、初代北斗以前にもいくつかCタイプ機種は登場しています。「なら、なぜ革新的?」と思うところでしょうが、すべてはBB(バトルボーナス、初代北斗における出玉獲得要因)に集約されているといって良いでしょう。

5号機北斗の拳の中にもAT/ARTを生かしてゲーム性を踏襲したものがありますが、初代北斗は10ゲーム間の小役ゲームとREGボーナスを1セットとし、これが継続抽選に漏れるまで延々と継続するシステムでした。内部ストックの上限などの影響で現実的には250連辺りを上限にストック切れを起こしてしまうものの、1セット約140枚×連荘数なので250連した場合はなんと35,000枚も獲得できます。

わずか18ゲーム間で140枚獲得≒純増枚数7.78枚。1時間で600G回すとして4,668枚……時速4,500枚OVER。いつまで続くかドキドキを味わいつつ出玉感もあるゲーム性が、多くの打ち手を虜にしたわけです。

設定6のポテンシャルが破格

当時はまだイベント盛んな時期で、あらゆる地域で「本日、1/2で北斗設定6」「当店は設定456のみ」といったイベントが開催されていました。もちろんそのすべてが本気のイベントというわけではなく、中には言葉巧みに客を呼んで一切出さないガセイベントを行うホールもありましたが、高設定が入る機会が頻繁にあったことは事実です。

とはいえ、それは初代北斗に限った話ではありません。ホールによっても違いますが、当時の人気機種である「主役は銭形」「吉宗」「北斗の拳」「ジャグラー」などはよく対象機種に挙がっていましたし、他にも「キングパルサー」を筆頭にリセモが狙える機種設置店ではオールリセットを謳ったり、逆に据え置きを公言したりすることもありました。イベントを行えない現在と比べると、各ホールが趣向を凝らした集客を行っていたわけですね。

話を戻しますが、5号機以降も設定6がエクストラ設定になっている機種は度々登場しています。6号機でいえば「HEY! 鏡」は設定6の安定感と期待収支はエクストラ感を感じさせますが、当時の設定6には遠く及びません。もちろん規制の兼ね合いもありますが、中でも特に初代北斗の設定6は安定感、出玉感ともに申し分ない状況でした。

イベント全盛で設定6を打つ機会が多かったことも含め、月収100万円以上を初代北斗のみで稼ぎ出すスロプロも多く、この機種だけで車や家を買った人もいるほどです。あくまでも設定6の機械割や出玉感だけで見ればもっと期待できる機種はありましたが、ゲーム性、設定6設置率、設定推測の容易さ、一撃性、安定感、そして出玉感と打ち手を惹きつける魅力が溢れ、こぼれ落ちてしまうような機種でした。

当時もっと打っておけば良かった

とはいえ、当時は立ち回りの幅が今よりも圧倒的に広く、北斗を打たずとも勝てる状況でした。それこそ、朝一キンパルのリセモ狙いをするだけでもそれなりの収支が得られましたし、知識を身に着けてハイエナをするにしても今よりももっと簡単に美味しい台が見つかりました。一言で表すと「良い時代だった」ということですね……

ただ、今が悪い時代だということではありません。当時と比べて劣る部分はたくさんあるでしょうが、そのほとんどは出玉感す。むしろ、ゲーム性などその機種を構成する要素の部分は洗練され、遥かに面白みを増したといって良いでしょう。しかし、惜しむらくは当時ほとんど初代北斗を打たなかったことです。

正直、周りからいろんな噂は聞こえてきました。「月100万勝てる」といっている人も数名いて、実際に財布の中には大量の万札が入っている状況も見てきました。しかし、それでもなお積極的に打つ気になれず、勝ちよりも好きな台や面白そうな台を打つことを優先し、収支的には月間40~50万が良いところという状況でした。

未だに好きかどうかと聞かれれば評価は高くありませんが、それでもなお「あの時もっと稼いでおけば……」という後悔する瞬間はたまにあります。

コメント