パチンコ、パチスロにおける機械割(ペイアウト)の考え方

パチスロ

パチンコ、パチスロで勝つためには絶対に覚えなければいけない知識の一つである「機械割」、言葉の意味を正しく理解することはもちろん大切ですが、それ以上に活用できるレベルまで持っていくことが大切です。いわゆる知識と知恵の違いといったところでしょうか。

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機械割とは?

パチンコ、パチスロにおけるペイアウト率は、機械割(きかいわり)という表現を使います。他にも出玉率やペイアウト(率)という他の分野でも見られる表現を使うこともありますが、個人的に機械割という表現は他で聞いたことがないので、パチンコ、パチスロ業界独特の言い回しなのかもしれません。

攻略誌や攻略サイトなどでもよく見かける「スペック表」には、ボーナスやATなどの確率とともに機械割が表記されていることがほとんどです。この数値はメーカー公式の場合もあれば攻略誌独自の場合もありますが、具体的には次のような感じです。

アイムジャグラーEX-AE

設定 BIG REG 合算 機械割
1 1/287.4 1/455.1 1/176.2 95.9%
2 1/282.5 1/442.8 1/172.5 96.7%
3 1/282.5 1/348.6 1/156.0 98.7%
4 1/273.1 1/321.3 1/147.6 100.8%
5 1/273.1 1/268.6 1/135.4 102.8%
6 1/268.6 1/268.6 1/134.3 105.2%

バジリスク~甲賀忍法帖~絆

設定 BC BT 機械割
1 1/139.4 1/441.3 97.3%
2 1/138.7 1/377.9 98.6%
3 1/137.9 1/403.4 102.0%
4 1/130.6 1/303.9 106.6%
5 1/130.1 1/343.1 112.1%
6 1/118.6 1/245.1 119.2%

スペック表からどんなことが分かる?

5号機を代表的する2機種をピックアップしました。これらのスペック表から、次のようなことが見て取れます。

  1. 基本的には設定に比例して機械割も高くなっていく
  2. 低設定、特に設定1~2は機械割が100%を下回っている
  3. 低設定の機械割はあまり差がないが、高設定は大きな差がある
  4. ジャグラーは設定1と6で差が9.3%、絆は21.9%と絆の方が差が大きい
  5. ジャグラーの設定5と6は合算確率がほとんど変わらないのに、機械割は2.4%も変わる

他にもたくさん気付くことはあるでしょうが、たとえば上記「4」から次のような特徴があるのではないかと推測することができます。

「ジャグラーは設定間で機械割の差が小さいので、比較的安定間があるのではないか。対して、絆は差が大きいので荒れやすいのではないか」

たとえば設定1同士を比べた場合、単純に機械割の数値だけを見れば絆の方が1.4%高いので負けにくいと考えることができます。もちろんこれ自体は間違いではないのですが、設定1と6の差が大きければ大きいほど設定ごとの違いが大きくなり、設定1と設定6に明確な出玉の違いが出やすいと考えられるわけです。

ご存知の通りジャグラーは安定感が高い機種として知られていますが、一方で短期間であれば設定1が設定6に見えるような出玉推移を示すこともよく知られています。「これは高設定、設定6も期待できるのでは!?」と思いながら1日打ち続け、出玉も5,000枚流すことができたが設定は1だったということは特に珍しくもありません。これは設定間で機械割の差が小さいからこそ起こりやすいと考えることができるのですが、絆の場合そうはいきません。

もちろん絆も設定1で万枚に届くこともあるでしょう。ゲーム性からいっても十分に可能性は考えられるでしょうが、基本的に高設定以外は爆死必死という印象が強くあり、その理由の1つとして機械割の差が大きい=設定による出玉の差が大きいからだと考えることができます。

特徴的な設定差に気付けることもある

また、上記「5」で触れた通り、ジャグラーの設定5と6はボーナス合算確率がほとんど変わらないのに機械割は大きく変わっている状況から、次のようなことを推測することができます。

「ボーナス確率はBRともにほとんど変わらないにもかかわらず機械割に大きな差があるということは、ボーナス以外で出玉の増減に関係がある小役確率に大きな設定差があるのではないか」

事実、ジャグラーは設定5以下と6でブドウ確率に大きな設定差が設けられていて、設定6のみ特出して出現率が高くなっています。これをカウントすることで設定判別の一要素にできるわけですが、メイン小役の1つであるブドウが出現しやすいということはコインの消費スピードが遅くなり、いわゆる「コイン持ちが良い」状態になります。その結果、同じようなペースでボーナスに当選したとしても、持ちメダルが減りづらい分だけ多くメダルを獲得できるわけです。

今では新台リリース時に多くの情報が手に入る状況が多いですが、機種によってはあまり情報が出ないこともあります。そういう状況において、スペック表などの限られた情報からゲーム性や設定差のありそうな部分に当たりを付けることができれば、それを理由に勝てるチャンスを増やせる可能性に期待できます。

大切なことは、いかに少ない情報の中から勝ちに繋がる要素を見つけられるのか。昔はみんな自分で攻略していたんだよなぁ。

ギャンブルで勝つためにはペイアウト率が重要

あくまでも理論値でしかありませんが、ギャンブルをする上でペイアウト率を意識しないで勝つことは簡単ではありません。あらかじめどの程度のリターンが見込めるのかを把握しているからこそ攻め時、止め時を判断できるわけですが、ペイアウト率という比較的明確な基準があるからこそ正しい判断ができます。経験や勘など根拠のないものだけに頼った判断をしているようでは、勝つことはできても勝ち続けることはできないといっても過言ではないでしょう。

あくまでも理論値! “ペイアウト率が高い=勝てる”とは限らない

ただし、勘違いしてはいけないポイントが以下です。

「ペイアウト率が120%もあるから絶対に勝てる」という考え方は間違いであり、「長い目で見れば勝てる可能性に期待できる」と考えることが正解

ニュアンスとして間違ってはいないのですが、ペイアウト率が100%超だからといって勝率が100%になるわけではありません。あくまでも理論的には120%のリターンが期待できるとしているだけの話で、そのためには膨大な試行が必要です。1回ごとの結果だけで見ればペイアウト500%になる状況があったり、50%になる状況があったりします。

たとえば、1万円投資した場合の期待値は1万2,000円です。これを10回行った場合は12万円となるわけですが、1回目で100万円勝ち(ペイアウト10,000%)、残りの9回で88万円負け(ペイアウト10%)となっても12万円残るので同じことです。結果としては1勝9敗、勝率わずか10%と本来であれば惨敗してもおかしくない状態ですが、ペイアウト率だけで見れば理論値通りです。

ペイアウト率だけにとらわれると本質を見間違えるかも……。

最もペイアウト率が良いとされるオンラインカジノだが……

数あるギャンブルの中で、現状最もペイアウト率が高いとされているのが「オンラインカジノ」です。インターネットを通して実際のディーラーが仕切るカジノをプレイするのですが、平均ペイアウト率が95%を超えるといわれています。ディーラーが仕切っている以上、常に95%超のペイアウト率が維持されているわけではないでしょうが、日本の国営ギャンブルは75%程度ということを考えると、オンラインカジノがどれだけ高いペイアウト率を誇っているのかが分かるのではないでしょうか。ペイアウト率95%ということは、平均的に100円投資に対して95円のリターンが期待できるわけです。

ちょっと待って!

ペイアウト率100%未満ってことは、長い目で見て負けるじゃん?

オンラインカジノは高いとはいえ基本的にペイアウト100%未満

確かにオンラインカジノのペイアウト率は、破格といっても良いほど高い数値を誇っています。ただ、それでも100%を割っている以上、長い目で見たときに負けてしまう可能性は非常に高いです。

その他、日本で楽しめる主要ギャンブルのペイアウト率は、以下でも紹介しています。

機械割100%超の台を毎日打ったら勝てる? 勝てない?
パチンコ、パチスロユーザーにとっては当然として、カジノ、宝くじ、競馬や競艇といったあらゆるギャンブルを行う上で欠かすことのできない知識の一つが「機械割」(Payout:ペイアウト)です。投資に対して期待できるリターンの割合を表していて、機械...

ペイアウト100%超を意識することが重要

ペイアウト率95%ということは「あまり負けない」とも考えることができるので、「安いお金で長く遊べる」と考えれば十分にコストパフォーマンスに優れた存在と考えることもできるでしょう。しかし、それはあくまでもアミューズメントを楽しんでいる感覚であり、少なくともギャンブルをしている感覚ではありません。

いかに高いとはいえ長期的に負ける可能性が高い以上、そのギャンブルは「負けるギャンブル」です。短期的に勝てるかどうかだけに執着している人はギャンブルで負ける可能性が高い人、いわゆる負け組や養分などと呼ばれる人達の特徴です。勝ち組の人は短期的に負けてしまったとしても長期的に勝つことを目指して取り組んでいて、そこが大きな違いです。

最大のポイントは、「ペイアウト率100%超の状況でのみギャンブルをする」ということで、これが可能な存在がパチンコ、そしてパチスロです。

パチンコ、パチスロならさらにペイアウト率を高められる

パチンコ、パチスロの平均的なペイアウト率はあまり高くありません。それは、ホールに設置されている機種のほとんどは低設定であることからも分かるでしょう。設定1の機械割よりもさらに低い数値になることも覚悟する必要があります。

しかし、パチンコ、パチスロにはほかのギャンブルと大きく違う点があります。

パチンコにも“機械割”ってあるの?
パチスロユーザーにとってはお馴染みの機械割も、パチンコユーザーからしてみれば「何それ、おいしいの?」というくらいのものでしょう。しかし、パチスロだから関係があって、パチンコだから関係ないというものではありません。種類を問わずギャンブルで勝...

特にパチスロは“台ごとに機械割が違う”から勝ちやすい

たとえばジャグラー。設定1ならば機械割は95%ほどしかありませんが、設定6ならば105%もあります。仮に6台のジャグラーを設置しているホールですべての設定を採用していた場合、6台の中に機械割が100%を超える台が最低3台あることになるため、1/2の確率で勝ちが期待できます。

毎日、機械割100%未満の低設定ばかり打っていたのでは勝てる理由は皆無です。しかし、毎日設定6を打ち続けることができたとしたら……常に勝ちが期待できる状態です。これはもうギャンブルというよりも仕事に近い感覚といえるかもしれません。

ポイントは、理論上勝てる機械割が存在しているという点です。もちろんペタピン(オール設定1)のホールでは負けてしまう確率の方が高いでしょうが、高設定投入が期待できるホールかつその台を高い確率で奪取できる状況を確保すれば良いだけです。もちろんこれは簡単なことではありません。これができないからこそ顧客のほとんどが負けているわけです。しかし、実際にパチンコやパチスロだけで生活ができているプロが存在していて、その中には年収数千万円に達する猛者もいます。これこそがパチンコ、パチスロは勝てるといえる証明になるのではないでしょうか。

必ず中長期的な視点で考えること!

以上、機械割に関して解説してきました。

ペイアウト率、パチスロでいえば機械割が出玉および勝率を大きく左右していることは理解してもらえたのではないかと思いますが、大切なことは短期ではなく長期で考えることです。仮にその日負けてしまっても月、年でプラス収支であれば良いわけで、日単位の勝敗にこだわり過ぎてトータルでも負けてしまったのではパチンコ、パチスロを楽しめなくなってしまいます。

機械割が高い機種=たくさん勝てる可能性がある機種という考え方は間違いではありません。基本的に限られた時間の中で楽しんでいるわけなので、1回ごとに少しでも大きく勝ちたいと思うのも当然です。プレイスタイルは人それぞれですが、最低限度「パチンコ、パチスロで勝つためにはどうすれば良いのか」について、基本を身に付けることを忘れてはいけません。

終業後や休日に少ないお小遣いをやりくりしている人も少なくない。

「もっと勝ちたい」と思うのは仕方がないことだけど、長い目で大きく勝てる方法を考えてプレイしよう!

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